女性鍼灸師フォーラムが第11回講演会を開催

安産のために鍼灸治療  治療効果と可能性を討議
 妊婦ケアで連携できる「私の鍼灸師」を助産師が要望

 
日本鍼灸マッサージ新聞 2004年12月号    第750号
 女性鍼灸師フォーフムの第11回講演会が11月28日、神奈川県民サポートセンターで開催された。今回のテーマは『妊娠、出産、母乳育児のための東洋医学』。助産と鍼灸治療をいかに効果的に結びつけるか、そのための具体的なノウハウを5人の講師が臨床報告などを交えて講演し、約80名の参加者による活発な質疑応答が繰り広げられた。
 
 同フォーラム代表の辻内敬子氏は「妊娠、出産、育児に鍼灸治療を生かし、ケアの輪を広げましょう」とあいさつし、『分娩・母乳育児と鍼灸治療』と題して講演した。辻内氏は文献紹介と臨床報告を通じて、鍼灸マッサージ治療が@つわりの改善、A陣痛の和痛、B分娩の促進、C逆子の改善、などに効果があることを報告。(省略)文献から独自に工夫したデータで示し、鍼灸治療の有効性を説いた。(一部改変)
 
 助産師の野村香緒理氏(豊倉助産院)は『妊婦さんへつなげるケアの輪(助産師の立場から)』と題して講演。妊娠・出産における鍼灸治療の効果に言及し、「助産師としては連携を取り合って妊婦のケアにあたれる《私の鍼灸師》がほしい」と、助産の現場からの要望を述べた。    
 
 最後の講演は、鍼灸師の藤田恵子氏が『助産でつながる手と手、技と技』と題してヽ安産をめざすマタニティーセルフケアのさまざまなノウハウを報告した。また、鍼灸治療を妊娠初期の17〜25週目あたりから早めに受けると、30週以降から受けた場合に比べ出産時の印象が違うことなどを報告(一部改変)し、参加者たちの注目を集めた。
     
10:30〜12:00 講演/ 分娩・母乳育児と鍼灸治療(文献と臨床報告から)
         担当:女性鍼灸師フォーラム/鍼灸師 辻内敬子
12:00〜12:40 昼食
12:40〜13:00 講演/ 妊婦さんへつなげるケアの輪(助産師の立場から)
         講師:豊倉助産院 助産師 野村香緒理
13:00〜13:40 紹介/母乳育児に応用するケアの一つとして
         講師:せりえ鍼灸室/鍼灸師 辻内敬子
13:40〜14:00 セミナー1/妊娠期授乳期の便秘
14:00〜14:20 セミナー2/妊娠期授乳期の食と養生 
14:20〜14:40 休憩
14:40〜1540 症例報告/助産でつながる手と手・技と技
         講師:ヒーリングゆう/鍼灸師 藤田惠子     
   〜16:00 質疑・閉会挨拶 

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