女性鍼灸師フォーラム
女性だからこそできる女性の健康支援
妊娠・出産テーマに学習会
日本鍼灸マッサージ新聞 03.11.30. 
 11月30日、女性鍼灸師フォーラムの第9回学習会が神奈川県横浜市のかながわ県民サポートセンターで開催された。
 同フォーラムは、女性の生涯にわたる健康の支援に東洋医学が有用であることを一般に紹介しながら、女性鍼灸師同士の情報交換や交流を図つている。

 『妊娠・出産と鍼灸治療』をテーマにした今回の学習会では、同フォーラムの辻内敬子氏が講義を行った。はじめに、▽妊娠22週未満では自然流産が全体の10〜15%で発生するので鍼灸をすべきか慎重に判断する、▽子宮壁には刺入しない、▽患者の利益があるときのみに鍼を行う、といった妊婦に対する鍼灸治療での注意点を紹介。
 
妊娠中のマイナートラブルで多い腰痛の診察では、歩行や動作、特に立位姿勢を観察することが重要であり、椎間板ヘルニアや腫瘍といった病的な疾患との鑑別や、妊婦に不安を与えない下腿dai11kai.htm へのリンクなどに鍼をする治療法について解説した。この他、便秘、つわり、下腹部痛などのトラブルに対する鍼灸治療の説明も行った。

 また、妊婦からの相談で最も多い逆子について、三陰交や至陰に施灸するといつた治療により、妊娠33週までであれば75%が改善できたというデータが示された。辻内氏は、患者さんに改善率や治療法、副作用を説明する以外にも、治療法に関する質問を受けたり(省略)希望を尋ねて不安を取り除く必要があると述べた。(省略)産婦人科医、助産師、保健所、母親グループなどと共に、女性鍼灸師も地域医療チームの一員として協力し合い、「妊婦さんをサポートしていこう」と呼び掛けた。

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